最近のオール電化事情 結構気にしない電気料金単価について

2018/01/09(火) 技術部家づくりのこと
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新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
技術部の山本です。2018年のブログ初投稿は前回に引き続き太陽光発電について書こうと思います。
 
 
前回は2011年以降電気代が大きく上昇している件と再生可能エネルギー賦課金の負担額が上昇中です。という2つの電気代が上がっている件について書きました。
更に現在の電気料金について詳しく見ると現在の太陽光発電導入の意味が見えてきます。
 
まず、こちらは一般的な電気料金の契約単価です。
 
基本料金+電力使用量が基本ですが(ここに賦課金等が加わります)電気使用量は使用量が多いほど単価が上がるのはご存知ですか?みなさんの電気使用量はどれくらいでしょう?
300kw以下であれば20.68円×120kw+25.08円×〇〇kwとなりますが、300kwを超えると27.97円の電気となります。
 
次にこちらはオール電化の方の料金プラン
 
オール電化料金の特徴はご覧の通り、時間帯(曜日)によって料金単価が変るという点です(3パターンから選べます)
いわゆるお得な深夜電力ってやつですね!その一方で日中10時から17時の単価は最高値の38円/1kwhです。
 
 
実はオール電化の電気料金が2016年10月以降約2割上がりました。
とはいっても夜間の電気料金は最安値の16円/1kwhですので、まずはこの時間帯の電気を有効に使います。
問題は日中の電気使用をどこまで控えるか?ですが、ここで有効なのが太陽光発電です!
 
高い日中の電気は太陽光でまかなって、夜間は太陽光の電気は使えませんが、比較的安価な電気が使えます。
 
という訳で、特に2016.10~は、太陽光を載せないオール電化はオススメはしていません。
 
オール電化のメリットは基本的に宅内で火の気が無くなりますので火事の原因が減る(火災保険の安い)等ありますが、日中の単価が高いのはもちろん、電気を1番使う時間帯の料金も非オール電化の料金にくらべても高いので、安い深夜電力があっても相対的に電気料金が上がります。
更に給湯も電気で行うので賦課金も増えます。
 
これからマイホームを建てられる方で、オール電化をお考えの方は、太陽光発電も前提で考えられる事をオススメします。

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