杉田真一 自己紹介へ

初めてでも解かる?住宅ローンの金利について(全期間固定金利)

こんにちは、杉田です。

 

これから住宅を建築(購入)するお客様は特に気になるであろう住宅ローンの金利。

昨年の12月に日銀が【従来0.25%程度としてきた長期金利の変動許容幅を0.5%に拡大。20日から適用する。】と発表されました。事実上の利上げとなる決定で、市場では長期金利が急上昇した。との、報道やネットでも有識者による金利上昇の懸念を記載する内容がよく目につくようになりました。12月の発表後には、株価や円相場などにも大きく影響が出ています。

 

お客様からも『どの金利タイプを選んだらいいですか?』と、ご相談をいただきます。

住宅ローン金利には、全期間固定金利・〇〇年固定金利選択型・変動金利 の3つの金利タイプがあります。

今回は日銀の発表後、一番影響を受けるであろう 全期間固定金利 を説明させていただきます。

 

全期間固定金利

〇メリットは・・・

借入する全期間の適用金利が確定することにより、完済時まで返済額が確定するので返済計画が立てやすい

借入後に市場金利が上昇しても返済額が増えることは無い

 

✕デメリットは・・・

借入期間中の適用金利の変更および他の金利タイプへの変更はできない

借入後に市場金利が低下しても、返済額が減ることは無い

変動金利などと比較すると借入する金利が高い

 

全期間固定金利でよく耳にするのが【フラット35】 皆さんも聞いたことがありますか?

21~35年(機構団信加入)の場合の金利推移を見てみると・・・

金利が急上昇している訳ではなく、じわじわと金利が上がっています。最低金利1.11%だった2019年9・10月より約3年程かけてじわじわと0.5%以上金利が上がっています。

※フラット35S:Aタイプは当初10年間0.25%の金利優遇があります。

 

続きましては、三菱UFJ銀行の店頭表示金利推移をみてみると・・・

米欧からの金利上昇が日本に影響を及ぼし、2022年3月までの住宅ローンの長期金利はじわじわと上昇していましたが、2月のロシアによるウクライナ侵攻によって長期金利が大幅に下がり、4月は0.6%も金利が急降下しました。しかしながら新年早々の1月現在では、近年で一番高い金利となってしまいました。いったいどこまで上昇していくのでしょうか?

上記の金利推移から一番低い金利と高い金利の返済額を比較してみました。

月々の返済額は 1万円以上、返済総額では 500万円以上 の差が生じています。

※「スマート手続き」利用の場合や、申込内容によってはさらに引き下げした金利を利用できる場合があります。

 

全期間固定金利は、これから金利がもっと上昇するであろうと予測されている現在は、将来的に返済額が増える可能性がある変動金利では不安なのでずっと返済額を確定したい方におススメです。

長い間、金利が据え置かれていた東海ろうきんでも2023年2月から全期間固定金利は上昇するとのことです。やっぱり影響は出てきているんですね。

 

次回は、3年・5年・10年間など一定の期間は金利が固定している”〇〇年固定金利選択型”をご説明させていただきます。