「地震に備える」制振ダンパーの体験に行ってきました②

2018/06/26(火) 営業部家づくりのこと

さて、今回のブログはいよいよ制振ダンパー「evoltz」の性能をレポートです。

 

まず、千博産業㈱さんのショールームに入ると、すぐこれが目にはいります。

その他にもちょっとした展示スペースや、モニターを見ながら商品説明を聞けるスペースがあります。

モニターを見ながら「evoltz」の説明を受けた時に「制振」に対する考え方が、「プラスαの安心」から「プラスαの必然」なのかも...と変わってきました。

制振ダンパーは、繰り返しの余震から建物を守ってくれます。前回のブログで述べたように、建築基準法で定める耐震基準は連続して起こる地震を想定していません。耐震は、地震による揺れや衝撃を受け止めて耐えるため、大きな地震が起こる度に建物が受けたダメージは蓄積されていきます。目視できる損傷であれば対応もできますが、見えない建物内部の損傷は、いつ倒壊・崩壊につながってもおかしくありません。

だったら耐えるだけではなく、そもそも地震による揺れや衝撃自体を制御して、「揺れない家」「ダメージを受けにくい家」にしようという事です。

 

それでは、本当に「evoltz」を設置することでそんなに安心な家になるのか、こちらをご覧ください。

※動画のシチュエーション 

専用装置により震度3~4の揺れを再現

「evoltz」有り ⇒ 「evoltz」無し ⇒ 「evoltz」有りと言う流れです。

 

いかがでしょうか? 

私の体感としては、

「あっ、ちょっと揺れてる」⇒「おぉ、揺れる揺れる」⇒「あれ?(スイッチ)切った?」

という感じでした。

ワイングラスなどでやるともっと揺れがわかるんですけど、内藤家の食卓にワイングラスが並ぶことはないので、より実生活に近い麦茶でしたが、揺れの違いはわかりますか?

 この程度の揺れでもテーブルや麦茶のコップは動いてしまいます。これはあらかじめ揺れる事がわかっている状況ですが、日常生活では何の心の準備もない状態で揺れ始めます。実際、南海トラフ大地震が発生したらどれくらいの揺れになるのでしょう。果たしてその揺れに「耐える」だけの備えでいいのでしょうか?倒れてきた家具の下敷きになり失われた命もあります。家が地震に耐えても、家具が耐えるわけではないので転倒防止の対策はとられていますか?よく「備えあれば...」といいますが、どこまでの備えをするかは各家庭の判断です。

  機会があればぜひみなさんにも体験して頂きたい「備え」です。

 

 

 

 

 

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