寝室の室温が低いと低体温のリスク増!?健康性からみた高断熱のススメ

2018/02/13(火) 家づくりのこと技術部

?技術部の山本です。

北陸の大雪凄いですね~幸い豊橋(豊川)は積雪もほとんどないので助かります。が、めちゃくちゃ寒い!雪は降らないけどこれほど氷点下になるのって久しいのではないでしょうか?そんな寒い冬がまだまだ続きそうなので昨年11月にフェイスブックの方にヒートショックや断熱と健康性について投稿したのですが、あらためてブログにも書こうと思います。

皆さんは寝る時は暖房器具を付けて寝られてますか?
 

こちらの図はウェザーニューズが2014年1月26?27日に全国2,979件の測定結果からまとめた朝の寝室の室温です。愛知県は黄色の12~14℃となっています。

 
よく聞くヒートショックは、暖かいリビングから寒い廊下に出てトイレ行ったり、入浴したりした時に急激な温度変化によって引き起こされる症状です。これは、「起きてる時」なので例えば脱衣室や浴室を予備暖房したり、トイレに小さい電気ヒーター置いたりと対処できます。
 
ところが、これだけ寒い日が続くと、より建物の断熱性能によって自然室温(無暖房の室温)や暖房を止めてからの室温が下がるスピードに差が出ます。寝る前に寝室の暖房をオフにしていると・・・明け方室温はかなり低下します。
 
以前、NHKの番組、ためしてガッテンでは、就寝中に布団をしっかり着て体の表面温度は暖かいのに、室温が低くて呼吸をすればするほど、体内温度が低下して低体温になってしまうという内容が放送されたそうです。
 
では、どれくらいの温度で、体調にどんな影響が出るのでしょう?下の絵はイギリス保健省の指針ですが、5℃以下では低体温のハイリスクとなりますし、16℃未満でなんらかの影響があるとしています。
 
 
実は低温による体調への影響について、イギリスでは色々な調査を重ねた結果、過度な寒さは基本的人権の侵害にあたるとし、許容温度の18℃を下回る賃貸住宅には改善、解体命令がでるそうです。大げさな話の様に感じますが、低温が引き起こす様々な不調については、日本でも現在調査が進んでいますので、少子高齢化が急激に進む日本でも健康寿命を延ばすためには、必要かもしれません。
 
皆さんのお宅はどうですか?ファンヒーターなどには運転時に現在室温が表示されることが多いと思います。一度、朝起きた時の室温を見て下さい。もったいないからや、布団をしっかり被って寝てるから大丈夫と思わずある程度の室温は保つ事をオススメします。
 
仕事柄こういった情報に多く触れるため、我が家では出来るだけ在宅中は20℃程度の室温と一定の湿度は保つように心がけています。その甲斐あってかこの冬も小学生の子供も含め、インフルエンザにもかかっていませんし風邪もほぼひいていません。ちなみにインフルエンザワクチンは数年前から打つのはやめました。手洗い、うがいはもちろん、免疫力を落とさないよう体温低下を防ぎ、発酵食品を多く食べることを心がけています!
 
現在の日本では低温が相当体にリスクがあるにもかかわらず、住宅の断熱や室温に関しては任意(住宅会社任せ)です。
 
カッコイイキッチンや高機能なお風呂も確かに魅力的ですが、まずは家族の健康をしっかり守ってくれる家づくりをおススメします!
 

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