【第4回】「乾太くん×太陽光×蓄電池」組み合わせは現実的?
~暮らし方で変わるエネルギー戦略~
第4回では、「実際の暮らしの中でどんな組み合わせが現実的なのか?」をテーマに、人気のガス乾燥機「乾太くん」と、太陽光・蓄電池の相性を掘り下げていきます。
太陽光と乾太くんの相性
太陽光発電は昼間に発電しますが、共働き家庭では日中ほとんど不在のため、自家消費が少なく売電比率が高くなります。
一方、乾太くんはガスを使うため、太陽光で発電してもガス乾燥機には電気を使用しません。
ただし、電気式乾燥機よりも短時間・低コストで乾くため、トータルのエネルギー効率は悪くありません。
つまり、太陽光を有効活用できる時間帯とガス乾燥の快適性・家事時短などのどちらを優先するかが判断ポイントです。
蓄電池を組み合わせた場合の相性
蓄電池を導入しても、乾太くんは電力ではなくガス使用のため、蓄電池との直接連携はありません。
それでも、蓄電池を導入することで電気使用量全体を抑えられ、ガス使用分を含めた家庭全体のエネルギーバランスが安定します。
光熱費と補助金の両立を考える
オール電化にすれば光熱費の一本化ができ、GX-ZEH補助金も視野に入ってきます。
しかし、ガス乾燥機を設置したい場合は「ガス併用住宅」扱いになり、GX-ZEH住宅補助金の要件クリアにはやや不利になる場合があります。
「補助金の最大化」か「家事効率と快適性の両立」か、どちらを優先するかで選択が変わるのです。
補助金を使って蓄電池を導入しつつ、乾太くんを採用するハイブリッド構成も今後は増えるでしょう。
第2回と同じような内容になってしまいましたが、太陽光・蓄電池・乾太くん それぞれの強みを理解し、ライフスタイルに合わせて“組み合わせる”ことが何より大切です。
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