6月の大阪北部地震によるブロック塀倒壊について

2018/08/18(土) 営業部

今から2カ月前、大阪北部の直下型地震で、ブロック塀が倒れて小学生が亡くなりました。

倒れたブロック塀の基礎部分は1973年に設置されたようです。

上のブロック塀は建築基準法改正後に設置した可能性が高く、控え壁もありませんでした。

世間から建築基準法に違反していると批判されていましたね。

 

しかし、もし改正以前のブロック塀だとしたら、当時は違反していません。

建築基準法では既存不適格という扱いで違法ではありません。

民法・刑法では違法となる可能性はありますが、それは事故が起きてからかもしれません。

 

 

 

ひび割れや傾いているブロック塀も見かけます。

透かしブロックが連続しているのも危険ですね。

高低差があるところは、ブロック塀だけで土を支えているところもあります。

そもそも見かけでは分からない方のが多いでしょう。

 

古くからあるブロック塀を何とかしようと自治体も動き始めました。

撤去や設置で助成するところも出てきています。

 

ブロック塀は個人の所有物なので、助成したり、撤去を促すことしかできません。

あくまで、個人がどうするか考えなければなりません。

費用がかかるものなので、すぐに決めることは難しいでしょう。

しかし、そのまま放置することで家族が被害者になるかもしれません。

 

軽いアルミフェンスに変えて、安全で見た目もおしゃれにしたりもできます。

リフォームの時期が来たら、同時に見てもらうのも手ですね。

 

 

 

 

 

1ページ (全60ページ中)