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住宅のトレンド【室内空気質】を体感しにパナソニックの春日井工場へいってきました。

山本啓介 自己紹介へ
2018/08/14(火) 家づくりのこと技術部

技術部の山本です。気付くと早お盆。多少慣れたとはいえまだまだ暑い日が続きますね~私は地球級温暖化「懐疑派」ですが、この暑さを考えると「途転」寸前な今日この頃ですww 

さて以前、梅雨時の快適性のつくりかたの難しさをお話ししましたが、その際パナソニックの熱交換型換気設備について触れましたが、先日その熱交換型換気設備の体感が出来る春日井にある【IAQ Labo】に行ってきました。IAQ(アイエーキュー)」とは?って話ですが【Indoor Air Quality】の略で室内空気質のことです。 

まずは座学を少々。あらためて言われてみるとって話ですが「人が1日に体に取り入れている物質の中で一番多いのは”空気”です」確かに水や食事は「飲もう」「食べよう」って意識して行うので気に掛けますが、空気を「吸おう」とは思いませんねww無意識です。ところが量的には圧倒的に体に入れています。となると皆さんの周りの【空気の質】はどうでしょう?

 

私達も現在【高断熱・高気密】で快適(温熱的に)で経済的(光熱費削減)な家づくりを前提にしていますが・・・当然気密性が良いという事は、【室内空気質】も大切です!

という訳でいつも気にしない、見えない空気を意識して体感施設へ移動します。

はじめに気密性の高い部屋で普通に呼吸するだけで溜まるもの、そう二酸化炭素濃度の測定部屋に営業の内藤を閉じ込めますwwするとみるみるCO2濃度が上昇...当然二酸化炭素も見えません!!が確実に増えています。

それを解消するため、外の空気(一応キレイな空気って前提)を入れて室内の空気を外へ出すのが・・・「外の空気ってキレイ?」って話です。これは給気側のフィルターを実際見るわけですが・・・虫やほこりはともかく、薄黒く汚れたフィルターの汚れって何?これが当たり前の様に体に入っているのが現実ですね~

密閉空間に閉じ込められる内藤ww

CO2濃度の数値が上がりました

続いて、換気扇によってどのように部屋の空気が動くのか?を見える化した実験室を見学。これは文章でお伝えするのは非常に難しいですが、簡単に言うと「都合よく、思ったようには空気が入れ替わらない」って事を確認しました。いわゆる「ショートサーキット」と言われる取り入れた外気がそのまま換気扇から出ていってしまうような事です。これも机上の設計と計算式≠実際の換気がはっきりわかります。

最後に換気方式以外同じ条件の部屋が3つあり、その三つの部屋を実際に体感して比べてみます。ここでのポイントは「体感」です。体感はかなり個人差があります。私の”良”は決して皆さんの”良”ではありません。ので、条件の違いによる感じ方と数値化された環境を見比べてみました。

まず無換気の部屋ですが・・・先入観があるにしても「なんか匂うし、新鮮さのない空気感」を感じました(あくまでも個人の感想ですww通販風に)

続いて給排気換気扇付(一種換気)の部屋ですが・・・暑い、蒸し暑い。匂いはありません。が残念ながら湿度(しかも絶対湿度)が高いのでエアコンが効いていても蒸し暑く感じます。自然給気の第三種換気もこの状態に近いはずです。要するに外の暑くて水分をタップリ含んだ空気をどんどん取り入れますので室温も上がりますし湿度も上がります。それをせっせとエアコンで下げているわけです。単純にこれを聞いただけでも【ムダ】感がありますね(^^;例えるならお風呂で追い炊きしながら(エアコン)水を入れて(給気)ちょうどいいお湯が浴槽から溢れてる(排気)といった感じです。

最後は熱交換型換気の部屋です。まぁ書くまでもありません。ほぼ快適です。

体感も大切ですが数値化して確認することも大切です

エアコンなどの設定は同じで換気扇だけでこの差が生まれる事にあらためて驚かされました

悪い2つの条件と比較するわけですから、良さを実感しちゃうのは当たり前です!まさにテレビショッピング的体験ですwwただ、悪い条件が稀な条件であれば、気にすることは無いのですが、実際には悪い条件の家が多いわけですから、体感する意味があります。

当然、熱交換型換気システムの導入はコストアップにつながりますが、現在の外気は戦前の日本に比べると汚くなっています(戦後、高度経済成長期に比べたら日本の空気は綺麗ですが空気に国境はありません!大陸からの空気は残念ながらキレイとは言えませんし、風向きも必ず日本側に向いています)更にこの酷暑。室温と外気温の差が大きければ大きいほど効果がでます。そして光熱費に関わる経済性。
大手ハウスメーカーは標準や(高額)オプションでの導入が進んでいるそうです。太陽住宅では即標準化となるかはわかりませんが、導入費用で坪1万円も上がる事はありません(本当にHMによっては超高額設備らしいです)ので、ご提案していきたい設備であることを再確認した体感会でした。

こんないい施設なのに一般公開していないのが残念

熱交換型換気扇の実機の説明

 

 

 

 

 

 

 

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