北海道地震の影響

2018/09/23(日) 営業部

先日、北海道胆振東部地震で震度7を観測して、深刻な被害が出ました。

・北海道内の火力発電が全て停止して大規模停電

・停電による産業への被害

・電車やバスなどの公共機関の運行停止

・液状化や土砂崩れなど

現在も地震の影響で不便な状況が続いています。

 

今回注目したのは、厚真町の土砂崩れです。

厚真町の面積は豊橋市と豊川市をあわせた位の広さ。

北海道で土砂崩れが起きた面積は、東京ドーム300個にも及ぶようです。

このうち、隣接する安平町は10%に対して、厚真町は87%の被害です。

何故、厚真町は土砂崩れの被害がひどかったのでしょうか?

 

 

厚真町は火山灰が堆積された弱い地盤があります。

そこに8月は台風が何度も通りました。

さらに地盤が緩んでいた所に震度7が来て、大規模な地滑りが発生。

 

地震後、北海道で土砂災害危険箇所に指定されている964カ所が調査されました。

厚真町を中心に25カ所が、土砂災害の可能性が高くて、対策が求められています。

現在、土砂の除去作業や、山の斜面に土のうを積む作業が行われています。

雪が降る前には完了させたいようですが、現在わずか2ヶ所に留まっています。

 

被害は大きかったものの、水道の復旧も進み、営業が再開された飲食店もあります。

今後も継続した活動により、はやく復興が進んでいってほしいですね。