屋根葺き部材の種類はこんなにも・・・

2021/07/09(金) 営業部家づくりのこと

こんにちは、営業部の小林です。

今回は屋根を葺く部材や特徴について書かさせていただきます。

まず葺くとはどういう意味かご存知ですか?見たことない漢字でした( ;∀;)

葺くとは屋根を仕上げる行為になります。

弊社の現場レポートでも記載させていただいているのですが、屋根材の下にルーフィングという防水シートを敷くときも「ルーフィングを葺く」といった使い方もします。

屋根は高い場所で目が届きにくく気軽にメンテナンスできない事を考えると耐久性やメンテナンス性を重視する必要があります。

 

それでは屋根を葺く部材を紹介させていただきます。

昔からおなじみの瓦、ですが瓦にもいろんな種類があります。

・粘土瓦

耐震性には不利ですが、重い分だけ遮音性に優れており雨音が気になりにくいのが利点です。

 

・陶器瓦

カラーバリエーションが豊富で、ガラス質の釉薬のおかげで水の浸透が無いため、凍害に強く、ほとんど劣化しません。

 

・いぶし瓦

屋根を葺き直しするものの瓦は再利用するとの事で瓦自体の寿命は実際にもっと長いようです。

 

瓦は40~50年の耐用性なんですが屋根葺き下地の劣化があるのでメンテナンスは15~20年おきに確認を行った方がいいそうです。

和風の家にはいぶし瓦が必須アイテムになりそうですね(>_<)

 

スレート屋根

スレート屋根には天然スレート屋根と化粧スレート屋根の2種類があります。

・天然スレート屋根の素材は粘土板岩の薄い板の天然素材ですので非常に高価な建材です。

比較的に軽いので耐震性に優れ、瓦に比べて安価です。

苔が生えやすく、割れや反りが生じやすいです。

耐用性は10~20年なんですが定期的な塗り替えも必要だそうです。

 

亜鉛メッキ屋根

ガルバリウム鋼板とトタン屋根に亜鉛メッキが施されているのでこの2つを示すことが多いです。

亜鉛メッキとは金属に亜鉛メッキをコーティングした屋根のことを言います。

 

ガルバリウム鋼板は鋼板をメッキ層でコーティングしているような屋根材でトタンと同じ金属材ですがトタン屋根より丈夫で耐用年数は20~25年と言われており、非常に軽いので耐震性に優れ、鋼板の貼り方でも様々なパターンがありますので人気の高い素材になっています。

弊社でもガルバリウム鋼板を採用されるお客様が多いです。

 

トタン屋根

ガルバリウム鋼板と同じ金属材ですがメッキ層の上から皮膜するような形なのでガルバリウム鋼板と比べて耐用年数は低いですが、安価なため設置する費用は抑えることができます。

 

屋根にもいろんな種類があるんですね!(^^)!

僕は家購入後のメンテナンスのことを考えると耐用年数が長く和風な家が建てたいのでいぶし瓦が気になります(>_<)

 

 

 

 

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