空家が一番多いのは○○県

2019/06/29(土) 営業部

更地にすると住宅用地特例がなくなり、固定資産税が上がってしまう。

住宅を相続したものの、解体費用が高すぎてそのままにしている。

様々な原因によって、空き家は増え続けて社会問題になっています。

 

先日、総務省が平成30年の住宅・土地統計調査結果を発表しました。

全国の住宅数は、約6242万戸となっています。

平成25年から約179万戸(3.0%)の増加がありました。

 

 

空き家数は約846万戸、平成25年から26万戸(3.2%)の増加です。

全国平均は13.6%と過去最高。

空き家率が最も多いのは山梨県の21.3%です。

九州は本州と比べて高い数値となっています。

愛知県は11.2%で、全国でも低くなっています。

 

 

この結果は賃貸住宅も含まれています。

空き家は活用されていない一軒家が中心なので、実際は数値以上に感じるでしょう。

 

 

豊橋市では、空家等対策計画に取り組んでいます。

平成25年の調査では、総住宅数が約16万戸に対して、空屋は約2万戸です。

アンケートで、空屋をそのまま維持したいと答えたのは約12%。

賃貸、売買、解体などを中心に、何かしらの対応を取りたいようです。

既に住宅に対しての補助金はありますが、金額が低いのが現状です。

今後は補助金の増額や、空家を活用できるシステムを作ってほしいですね。

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