木とコンクリートと金属のマウス実験

2021/10/12(火) 営業部家づくりのこと

こんにちは、営業部の小林です。

10月になりましたがまだまだ暑い日が続いています。朝夜は気温が下がるので体調管理しっかりしましょう。

 

今回のブログでは異なる材質の飼育箱内での成長および繁殖実験というマウス実験の面白い記事を

見つけたのでご紹介させていただきます。

 

異なる材質で使うものは・・・

・木材

・コンクリート

・金属

になります。

 

マウスが成長するのにどんな材質の飼育箱が適しているのか?

木製(ヒノキ)、コンクリート製、金属製の3種類の飼育箱を用意して実験をしてみました。

飼育箱は全て同じサイズで内部には巣作りのためスギの削りくずを入れ、固形飼料と水を与えました。

一定期間にわたって、母マウスの子育ての様子や子マウスの成長の度合い、臓器の発達、生存率などを計測しました。

結果は・・・

母マウスの妊娠には大きな差が見られませんでした。

ですが、生まれた子マウスの成長に差が出ました。木製の飼育箱では子マウスが順調に育ち、生後23日後の生存率は

85.1%だったのに対し、金属製は41.0%、コンクリート製は6.9%という結果になりました。

また体重も木製の飼育箱のマウスが一番増加していました。

「開眼日」も木製が一番早く、臓器の発達も木製が一番優れていました。

金属製、コンクリート製の飼育箱で育ったマウスは、木製に比べて卵巣が40%、子宮が50%、精巣が25%程度しかなく

臓器の成長が未熟なままでした。

昔から日本人は木という素材に愛着を感じ、それを使って住まいを建てたり、様々な生活道具を作ってきているので

木の住まいには温もりがあってそれが日本人の生活文化なんだなと思いました。

マウス実験を通して、暮らしていく中で木造の家の方が快適性、安全性、住みやすいということが分かりますね( ゚Д゚)

 

次回もマウス実験の体力の消耗についてご紹介させていただきます!!

 

 

 

 

 

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