太陽光発電設置でオールオッケー?新たな設備「蓄電池」登場

2018/01/16(火) 家づくりのこと

技術部の山本です。さて本日のお題は電気代と太陽光の関係パート3という事で書きたいと思います。

過去2回で、「電気代の上昇と生涯払い続ける光熱費について」と「電気料金のしくみとオール電化事情」について書きました。

いずれの場合も賛否ある太陽光発電ですが、まだまだ必要性の高い設備では無いかと思います。

それは生涯必要な「電気」を作れることに他なりません。

では「太陽光だけ設置したらオッケー?」というのが今回のお題です。

 

上記の絵はお分かりいただけるでしょうか?

太陽光設置+スマートライフプラン(オール電化)のイメージです。当たり前ですが、太陽光は日中しかも晴れの日(曇天でも発電はしますが)でなければ電気を作ることが出来ません。当然、曇りの日もあれば、雨の日もあります。そんな発電しない日のイメージです。

例え話としてキャベツ農家さんが育てたキャベツを1個100円で全て出荷しています。ところが今晩のおかずを回鍋肉(ホイコーロー)にしようとしたキャベツ農家の奥さんが200円のキャベツをスーパーで買ってくるという、なんとも「ありえへん」例えです(笑)

ところが、この「ありえへん」例え話が太陽光+スマートライフプランではおこってしまうのです!というのも太陽光が晴れの日限定設備であるのと同時に電気は何もしないと貯めておくことが出来ないので、発電した時は当然その電気を自家消費して、自宅で使いきれない発電した電気は他で使う=売る電気(売電制度)という仕組みなのです。ですから、発電しない(天気が悪い)日は電力会社から電気を買わなくては停電してしまいます

これが、100円で売るキャベツ=発電して売る電気26円/kwh(2018年度単価予測)

で、スーパーで買うキャベツ200円=発電しない時に買う電気38円/kwhという訳です。

ではどうしたら発電しない日も最高値38円/kwh電気を買わずに済むのでしょうか?

ピンと来られた方もいらっしゃると思います。そうです!太陽光で発電した電気を貯めておいて使うという訳です。

この設備が蓄電池という設備となります!

という訳で今回は太陽光と電気の弱点を補う新たな設備、蓄電池の必要性を書いてみました。

家を建てる時は、将来払い続ける光熱費も一緒に考える。

その光熱費代を資産になる設備代にまわす。

その設備とは、太陽光+蓄電池 です。

次回はその蓄電池について詳しく書きたいと思います。

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