杉田真一 自己紹介へ

『建物性能と光熱費の話』その8

こんにちは。営業部の杉田です。

いよいよ今回をもって本シリーズは終了となります。ながながとお付き合いいただきありがとうございました。

 

今回の推定冷暖房費計算で解った事。

やっぱり家を建てる(購入する)時は、最低限、建物の性能を確認しましょう。性能表示のない建物は数値を確認しましょう。

営業担当者が建物性能についてどれくらい熟知しているのか?今般の数字をインプットして営業担当者に質問してみましょう。

曖昧な数字や表現をされていればその程度の営業です。正直私もその程度の営業マンでしたし、

そもそも建築に関しての興味はあまりありませんでした。

建築の営業にも携わるようになり最低限の知識・回答が出来るよう猛勉強中です。

しかし、自分で根拠のある数字を回答出来る様に検証したので今後は自信をもって説明できます。

冷暖房費だけで家を建てる判断は、当然皆さまは出来ないと思いますが、高性能な家は当然住み心地や快適さが違います。

どこまで建物の性能を求めるのか?潤沢な建築資金があれば思う存分こだわっていいと思いますが・・・

これからの建物性能は、最低限これからはお国が目指す、【2030年までに新築のほとんどをZEH住宅にすると目標として定めました】ので

ZEH基準UA値0.6以下の住宅を建てる事が目安になるんじゃないのかな?(ZEH住宅は厳密には義務化ではない)

断熱性能が高い家は、当然、冷暖房の電源をONしてから家が暖かく(涼しく)なるまでの時間も短いですし、電源OFFにしてからの寒く(暑く)なるまでの時間も長いです。

断熱性能も大事ですが、やっぱりC値にも着目しましょう。

高性能住宅は当然ながら建築費用が高くなります。しかし【家値】も当然違います。

 

太陽住宅の注文住宅はUA値0.6以下耐震等級3を基本としています。

C値の測定も費用はかかりますが測定します。

最低でも、C値1.0以下(次世代省エネ基準・寒冷地仕様)の数値は約束します。

この程度の数字では自慢にもなりませんが、今だC値1.0以下と自信をもって言えない、建築業者が沢山いることもまた事実です。

 

当社の住宅は、当然ながら次世代省エネ基準はクリアしていますし、長期優良住宅にも対応可能です。

 イニシャルコストのみでとりあえず住宅ローンの返済額のみの判断で購入出来る物件を選択するのか、

イニシャルコスト+ランニングコストで長期間に亘って支払う住宅ローン+光熱費を含めた物件で購入を判断するのか、

 あとは、購入者様が判断するしかないのですが、その判断基準の一つとして

良いも悪いも、購入者様が容易に判断出来る様に、建物性能を表示できるのであれば それに越した事はないと思います。

 

おまけ・・・①

2021年4月より【住宅の省エネ基準の適否の説明義務化】にて、建築主へ建物性能の説明が義務付けされます。

今後、『この住宅は省エネ基準に適合していません』と説明されて、購入者様が納得して購入すると思いますか?

これからの住宅は、建物性能の明示が本格化され、断熱性能を確保することが当たり前になっていきます。

建築主様(購入者様)にはありがたいことで、建物性能が良くなっていきますし、良いも悪いも容易に判断できる時代がやってくると思います。

 

おまけ・・・②

太陽住宅では、以前よりZEH(ゼッチ)住宅に力をいれ、住宅の省エネ化を推進するとともに、エンドユーザー様に啓発活動を行ってきました。

その努力が報われて 結果、【山田モデルハウス】が、令和2年3月25日、豊橋商工会議所

第8回 環境経営賞 奨励賞 ”住宅の省エネ化と快適化を体感できるモデルハウス事業” を受賞しました。

是非一度、受賞したモデルハウスをご覧ください。

受賞の内容は、また掲載させていただきますので、ご覧ください。

 

 

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