S様邸・エコキュートの配管漏水

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今回お客様から受けたご相談は「エコキュートからの漏水」です。

エコキュートから漏水?!どこから?!

ちょっとびっくりしませんか?

というわけで、今回はまずエコキュートの仕組みからお話ししようと思います(o´∀`o)ノ

 

よく聞くエコキュート、どんなものなのかご存じですか?

エコキュートとはヒートポンプ給湯器のことで、熱源は【電気】です。

お湯を沸かして貯めおくために、2つの設備機器で構成されています。

 

◀︎エコキュートの仕組み▶︎

►ヒートポンプユニット

大気中の熱を集め、ヒートポンプ技術で圧縮し、お湯を沸かす給湯機設備です。

►貯湯ユニット

沸かしたお湯を貯めるタンク設備です。

貯まっているお湯に、設定した温度(適温)になるよう水を混ぜて、お風呂やキッチンに給湯します。

 

ヒートポンプ技術は空調エアコンでも活用されている技術ですので、パナソニック・三菱・ダイキン・日立・東芝などエアコンでも定評のある電機メーカーが多く製造しています。

 

一昔前には、電気温水器が流行りました。これは電熱ヒーターで直接お湯を沸かして貯めておく設備で、もちろん今でもあります。

が!初期費用はお手頃ですが、エコキュートに比べ電気代が高くなってしまうのが悩ましい所です( ´^`° )ウゥ・・・。

 

話は戻り、今回のご相談の漏水について。

S様邸のエコキュート、一体どこから水が漏れていたのでしょうか?

 

訪問調査したところ、エコキュートの貯湯ユニット(タンク)下が水で濡れている状態でした。

貯湯ユニットと配管接続部を確認するため、化粧カバーを外してみます。

漏水個所を発見!

ヒートポンプユニットと貯湯ユニットを繋いでいる配管(渡り配管)の接続部分から、水がポタポタと滲み出ているのが確認できました。

S様邸は新築後11年。

経年劣化による漏水だと思われます。

 

漏水原因だった不具合箇所は配管接続部分だったので、下職の水道設備さんに修理してもらい完了!

10年という長い経過で、配管に被覆されている保温カバー材も劣化していたので、一緒にお取替えをしました(*´∇`)ノ

今回は接続配管の不具合だったので下職さんで直りましたが、本体内部での漏水や基盤の故障は、製造メーカー「修理依頼」にて診ていただくことになります

ですが、パッと見ただけは分からない事もありますので、気になる事がありましたらいつでもお気軽にご相談ください(*´∀`*)ノ

 

エコキュートや給湯器、エアコンの室外機などなど…なかなか気にしてみることはありませんが、家周りの草取りやお掃除の時など、少し気にして見てみるといいかもしれませんね☘︎

 

S様邸・エコキュートの配管漏水、無事解決致しました(。•◡•。)ゞ