杉田真一 自己紹介へ

バルコニー・ベランダのメリット・デメリット

こんにちは、杉田です。

 

新築を考えている方、バルコニー・ベランダの設置はどのように検討されていますか?

【バルコニー】と【ベランダ】って、何が違うの?

一言で言うと、バルコニーは屋根が無く、ベランダは屋根がある。とのことみたいですが、インナーバルコニー(屋根のあるバルコニー)みたいにちょっとおかしな名称もありますね。

なんとなく、ベランダよりバルコニーの響きの方がお洒落なので最近ではベランダ表記はあまり目にしなくなりました。

 

戸建分譲住宅の間取りを見ていただくと、バルコニーやインナーバルコニーが当たり前のようについている間取りがほとんどです。

コロナ渦においては、広めのバルコニー・ベランダを設け『ベランピング』を楽しんだりする家族も増えているようです。一昔前は、2階建て以上の戸建て住宅では、バルコニーに洗濯物を干すのが一般的でした。

注文住宅で間取りのご要望をお聞きすると、【バルコニーは不要です】とおっしゃるお客様が圧倒的に増えています。

 

バルコニーが不要の理由は・・・

将来のメンテナンスコスト(防水工事)や、普段の掃除が大変だから・・・

洗濯物を干す・取り込む家事効率が非常に悪い。

建築コストが上がる・防犯対策

花粉・PM2.5などから外に洗濯物を干したくない。

 

バルコニーが必要の理由は・・・

やっぱり洗濯物はお日様の下、自然に干したい。

布団も天日干ししたい

エアコンの室外機を置くスペース

今までマンションやアパート住まいで、あって当り前だと思ってた。というような回答が多いですね。

弊社施工例です。インナーバルコニーなら急な雨にも安心ですよ。

 

バルコニーの設置で悩んでいる方へ

Web検索や工務店ブログでは、圧倒的に ”ベランダ・バルコニー不要論” が掲載されています。

風雨にさらされ、四六時中紫外線を浴び、一番劣化がしやすいバルコニーは、おおよそ10年くらいで防水工事を促されます。

特に建物延長保証の更新時期になる10年後は、ハウスメーカーや瑕疵保証会社も防水工事をしないと延長保証が受けられないケースが多いみたいです。

 

共働き世帯が増え、家事に時間を費やすことが出来なくなってきたこともあるかもしれません。1階で洗濯機をまわし2階のバルコニーまで重たい洗濯物を干しに行く家事動線・効率の悪さもあります。乾燥機が設置しやすくなり、ドラム式洗濯機の乾燥機能の向上や、部屋干し用の洗剤や柔軟剤など多く販売されるようになった為、ランドリースペースや洗面所を広く設け、ハンガーパイプなどを設置し、室内干しを前提とするお客様が圧倒的に増えています。

浴室にも衣類乾燥機能が備わっていたり、コインランドリーもあちこちに出来たので、天気の悪い日は、買物ついでに足を運ぶお客様も多いみたいですね。

 

私もバルコニーは不要だと思います。自宅には約10帖大のバルコニーがありますが、ほとんど使ったことがありません。バルコニーに出る為のスリッパやサンダルも新築当時は置いてありましたが、今は置いてありません。定期的に葉っぱなど詰まりの原因となるゴミ掃除をする時だけバルコニーに出るくらいです。

 

※バルコニーを設置したい場合は、屋根のあるインナーバルコニータイプにしておけば急な雨にも安心ですよ。


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