杉田真一 自己紹介へ

和室・畳コーナーのメリット・デメリット

みなさん、こんにちは。

 

新築を考えている方、和室・畳コーナーはどのように検討されていますか?

戸建分譲住宅では、1階に壁や建具などで区切られている4.5~6帖ほどの和室が設けられている物件が多いですね。

注文住宅を検討中のお客様に於いては独立和室を設ける方が少なくなり、リビングに隣接する畳コーナーを設ける方が半々くらいでいらっしゃいます。

弊社のアンケートでも【和室は不要】のお客様が圧倒的に多く、【和室は不要だけど畳コーナーは欲しい】とおっしゃるお客様が多いのです。

 

最近の和室は、畳が敷いてあり、壁が少しモダンな配色で押入があるぐらいで、本格的な純和風の『ザ・和室』を設けるお客様は減ってしまっていますね。

《弊社施工例》本格的な和室の請け負いも出来まーす。

工法が大壁(おおかべ)が主流になってきているので、芯壁(しんかべ)での施工が減ったこともあり、【鴨居】・【長押】・【欄間】・【仏間】・【床の間】のある和室はほとんどみることがありませんね。

 

和室のメリット

・多用途にいろんな使い勝手ができる(子供部屋・来客用の部屋・寝室にしたりとか、最近だとリモートワーク部屋にも)

・い草の香りでリラックス効果が

・調湿効果がある

 

和室(畳)のデメリット

・水などこぼすとシミがつきやすい

・家具など置くと跡がつく

・経年変化による色褪せや毛羽立ちの為、定期的なメンテナンスが必要

・カビやダニが発生しやすい

 

サザエさんなど昭和時代だと、年末の大掃除では畳を外に並べて天日干しなどしています。

い草の香りはしなくなってしまいますが、カビやダニに強く、耐久性も高く、い草畳のようなデメリットを解消してくれるのが【和紙畳】です。

縁の無い「琉球畳」のような半畳タイプの和紙畳を敷くのが最近はもっぱら多く、色も何色もあるので市松模様にしたりとかおしゃれな畳空間も造れます。

リビング畳と独立和室の併設した空間。

 

『宿泊する来客などはいない』・『和室を設けるとリビングが狭くなっちゃう』だけど、『畳スペースが欲しい』というお客様は、畳コーナーとなります。

壁やフスマなどで仕切られた空間ではなく、リビングなどの一角に設ける3~4.5帖くらいの畳スペースです。お子様のお昼寝や遊び場などでも目が届きやすいですし、食後に少しゴロンとなれたり、洗濯物を畳んだりとか、リモートワークスペースとしても使えます。またリビング空間も広く感じることが出来ます。小上りにすればチョットしたイス替わりにもなりますし、居住空間自体に変化がつき用途も使い分けがしやすくなりますよ。

 

和室や畳コーナーを設けようか悩んでいる方へ

私は、座るよりも寝転がることが多い為、リビングも畳です。食後もすぐに寝転がっています(行儀悪いな)。子供が小さい頃は、お昼寝スペースとしての活用も出来たので重宝してきました。しかし新しい家族のワンコを迎えてから、粗相された時にだけチョットだけ後悔しましたね。(少しシミが・・・)

すぐに対応出来ない場合は、和室や畳コーナへは、ペットを入れないようにしましょう。

 

和室や畳コーナーを設けたいけど必要か?悩んでいる方は、ユニットのオキダタミをおススメします。広めのリビングスぺ―スの一角に畳を配置するだけですが、向きを変えるだけで、市松模様になったりします。カラーバリエーションもあるので模様替えも簡単できますよ。

 

 


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